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- 弁護士インタビュー
30年近い弁護士としてのキャリアの中で、様々なケースの相続問題を解決してきた
京都市中京区・川口法律事務所の川口直也（かわぐち なおや）弁護士。
「紛争予防のためには早めの相談が大事」と語る川口弁護士に、相続のよくある相談内容、
事務所のサポートの特徴、そして“円満解決”のために大切なことなどをお聞きしました。
interview01.
相続のことをご相談いただくケースは
多いですか？
そうですね。
最近相続のことをご相談いただく頻度が増えていると感じていて、現在も5件程度、進行中です。
京都だけで完結する相談内容だけでなく、ご相談者様が京都にお住まいで、被相続人の方が遠方に住まわれていたり、またその逆もあったりと、色々なシチュエーションのご相談が寄せられています。
interview02.
相続問題のご相談では
どんな内容が多いですか？
相続問題の種類は多岐にわたるため、一概に「このような内容のご相談が多い」とは言えないのですが、1つあるのは当事者で対応しようとして、途中で大きな壁にぶつかって、前に進めなくなり弁護士へご相談いただくケースが多いです。
ある程度ご自身で動かれてからご相談になることが多いのですが、その時、すでに紛争が勃発してしまっていると、後からそれを修復するのはかなり困難なので、できればそうなる前からご相談いただきたいです。
interview03.
ご相談者様からお話をお聞きする時に
心がけていることは？
相手の方に弁護士の考えを押し付けないことです。
私は弁護士として30年近いキャリアがあり、その中で様々な相続問題の解決にあたってきていますので、お話をおうかがいしただけである程度、「この問題はこういう流れで解決に至ることが可能だな」と見通しを立てることができるのですが、これはいいことばかりではなくて、先入観となってベストな解決の妨げとなることがあります。
なので、これまでのキャリアや知識・ノウハウに溺れることなく、1つ1つの問題に1つ1つの解決策を考えて、「これはこうだな」と決めつけず真摯に向き合うようにしています。
初回法律相談無料気軽に相談できる体制にあります
interview04.
相続問題を弁護士へ相談する
タイミングとして多いものは？
やはり皆様、“揉めてから”ご相談に来られるケースが多いです。
ですが、先ほども言った通り“揉めてから”だとその後の家族・親族関係にヒビが入ったり、良好な関係に戻すのが難しくなったりしますので、できればトラブルが勃発する前にご連絡いただきたいです。
さらに言うと、遺言書や成年後見制度の利用など、相続の生前対策についてご家族でよく話し合ってもらっておいていただきたいです。
そうすることで、ご自身の死後、遺産をめぐって家族が対立するというようなことが防げますし、遺産の使い込みといったトラブルも防止できます。
interview05.
弁護士への相談に費用はかかりますか？
当事務所では初回の法律相談を無料で承っています。
最寄り駅である烏丸御池駅から徒歩3分とアクセスも便利で、事前予約があれば平日は22時まで、土日祝のご相談も18時まで可能です。
いつでも気軽に相談できる体制となっておりますので、少しでもトラブルの予感があればすぐに弁護士へご相談いただきたいです。
interview06.
紛争予防として今からできることは？
やはり遺言書の作成や成年後見制度の利用などの生前対策です。
少子高齢化の影響もあってか、近年、成年後見制度に関するお問い合わせが増えていて、皆様の間でも関心が高まっていると感じています。
あと遺言書を作成するにしても、“ただ遺言書を書いておけば安心”というわけではなく、紛争予防に効果的な内容を書き残しておかないと、相続が終わった後、何十年も家族・親族間でわだかまりとなる恐れがありますので、弁護士のサポートを受けながら適切な内容のものを残しておくことが重要となります。
皆様と弁護士の一番の違いは「経験値」
多数の問題を経験してきたからこそ見えること・わかること・伝えられることがあります
interview07.
長年、相続問題に携わってきていますが、
昔と今とでご自身のサポートに
変化は感じられますか？
今年（2021年）は父親の17回忌で、去年は母親が亡くなりました。
そうして私も大切な家族を失うということを経験して、“人が亡くなる”ということ、そして相続ということに対する見方は変わってきていると感じています。
まだ両親が健在だった頃と今とでは、皆様から相続のお話をお聞きするにしても、受け取り方が明らかに違います。
今まで見聞きしてきた知識と、実際に自分が体験して得ることができた知識との違いと言いますか、私自身も大切な人との別れを通じて、ご依頼者様それぞれのシチュエーションに共感できる力が備わったように感じています。
interview08.
最後に、相続問題でお困りの方へ
メッセージをお願いします
京都市中京区の川口法律事務所は、地元京都にて25年以上続く地域に根ざした法律事務所です。
私自身、弁護士として30年近いキャリアがあり、その中で様々な相続問題の解決にあたってきました。
相続問題における私たち弁護士と皆様の一番の違いは、その“経験値”です。
これまでに多数の相続問題を経験してきたからこそ、見えること、わかること、お伝えできることがたくさんあります。
ご依頼者様それぞれのシチュエーションに共感し、それぞれに適したベストな解決策をご提案させていただきますので、相続で何か大きな壁にぶつかった時は、お気軽に当事務所へご相談ください。